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公開日:2021.03.22
新型コロナウイルスの感染拡大により、がん検診の受診者の数がコロナ禍前と比べて大幅に減少している。感染を懸念して受診を控える向きが増加したのが理由とみられるが、気づかぬまま症状が進行している可能性もあり、専門家は、過度な受診手控えに警鐘を鳴らしている。
自治体が実施するがん検診は、がんを早期発見し死亡率を減少するために実施され、年間、延べ約1,100万人が受け、約1万3,000人のがんが発見されている。
日本対がん協会のホームページの動画シリーズ「がん患者さんのための新型コロナウイルス対策」のなかで東京大学医学部附属病院准教授の中川恵一氏は、がん検診は不要不急の検査ではないとし、「このままでは進行がんになってから発見される人が増え、がんによる死亡率が上昇してしまう。1年以上検診を先延ばしするのはリスクが大きいので、昨春に検査を見送った人は是非とも3月までには検査を受けてほしい」と訴えている。
がん検診を行う側としては、安全、安心に受診してもらうため、手洗いやマスク、検温、機器の消毒などの基本的な事項に加えて、予約に基づく時間帯別の受付を実施するなど、密を避ける工夫をしているという。
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